嵐山の将来像

FUTURE VISION

嵐山の魅力は、「大堰川が作る豊かな水辺」や「四季折々に美しい表情を見せる嵐山の自然」と渡月橋・天龍寺などの歴史的建造物との美しい調和。これらをすべての基本とします。

自然と歴史的建造物が織りなす
調和を守り生かしていく「まち」へ

山・川など自然の美しさを維持し、これに調和する社寺や渡月橋などの歴史的建造物が織りなす嵐山の景観の魅力を最大限に生かすまちづくりを目指します。

大堰川左岸

嵐山を代表する川や橋からの眺望を保全

住民が誇りを持てる「まち」へ、
そして人々が何度も訪れたくなる
魅力を持つ「まち」へ

渡月橋・天龍寺・野宮神社を中心に、嵐山の素晴らしい自然や歴史を感じながら、非日常の楽しさを味わえる魅力あるまちづくりを目指します。

長辻通界わい

天龍寺界わいの風情にあったにぎわいを創出

芸術、工芸、食など、
文化的にも向上させて
いく「まち」へ

訪れた人が、地元の文化などに触れられる店や施設などを増やし、食や工芸・ストーリー・会話・祭事などを通して、来訪者も一緒になって地域文化を楽しめるまちづくりを目指します。

中ノ島公園

水辺を生かした憩いの空間を創出

嵐山の歴史

HISTORY
京都市の西部に位置する嵐山。春の桜、秋の紅葉など四季折々に風情ある景色が楽しめる名所として、いにしえより愛され続ける景勝地です。
平安時代に嵯峨天皇が離宮嵯峨院(現大覚寺)を造営されたことで、天皇家ゆかりの地として、また皇族、貴族の別荘地としても栄えました。鎌倉時代初期にかけては、藤原定家が編さんしたとされる小倉百人一首など、雅な文学の舞台となり、たくさんの貴族文化が花開きました。
NAKANOSHIMA AREA

明治時代の渡月橋

TOGETSU-KYO BRIDGE

昭和初期の中之島

嵐山には今も、古典文学にゆかりのある「祇王寺」や「野宮神社」、世界遺産登録された名刹「天龍寺」、十三まいりで有名な「虚空蔵法輪寺」など、京都の歴史を間近に感じられる寺院・神社・名所が数多く存在しています。
嵐山のシンボルである「渡月橋」の名は、満月の夜に舟遊びをされた亀山天皇が、曇りのない夜空に月が橋を渡るようなさまを見て「くまなき月の渡るに似る」と詠まれたことに由来すると言われています。
NAKANOSHIMA AREA

昭和初期の松並木の長辻通

嵐山の景観特性

大堰川がつくる渓谷の景観美、豊かな水系と渡月橋が織りなす景観美、嵐山の急斜面がつくり出す箱庭的景観美、という「川(水)」「橋(渡月橋)」「山(樹々)」の美しい調和が嵐山の景観特性の基本です。
それらに周辺の地域を加えてみれば、社寺が建ち並ぶ歴史と品格がもたらす美、平安・鎌倉時代より別荘の地としての豊かなたたずまいがもたらす美、山間を抜ける古くからの街道とその伝統的建造物群の美、という特徴を併せ持つ他に類を見ない風光明媚な景勝地となっています。
また、一歩奥に入ると田畑や竹林が点在し、のどかな京都の郊外を体験することができます。大堰川ではボートなどの水遊びも楽しめ、品位は保ちながらも決して気取らない、そんな心癒される環境も嵐山の魅力の一つです。
NAGATSUJI-DORI

天龍寺の庭園